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総入れ歯とオールオン4の違いは?どっちがいい?

すべての歯を失った場合の治療法としては、総入れ歯が第一選択となりやすいです。総入れ歯は保険が適用されますし、比較的短期間で装置が出来上がります。ただ、最近では総入れ歯の欠点の多くを解消できるオールオン4の人気も高まってきています。今回はそんな総入れ歯とオールオン4の違いと、それぞれどんな人に向いているのかについてわかりやすく解説します。

着脱式と固定式の違い

総入れ歯は取り外すことができる装置で、お口の中には粘膜への吸着によって固定します。そのため噛んだり、しゃべったりする際に装置がずれることも珍しくありません。一方、オールオン4は、顎の骨に埋め込んだ4本のインプラントを固定源にして装着する装置であり、安定性に優れています。硬い物をしっかり噛んでも装置がずれたり、外れたりすることはありません。

見た目の違い

総入れ歯には、口腔粘膜の吸着にも寄与する義歯床(ぎししょう)と人工歯によって構成されています。比較的大きな装置で目立ちやすいのが欠点です。オールオン4でも総入れ歯のような上部構造を装着しますが、粘膜と吸着させる部分が不要なので、装置がシンプルかつ小さく、見た目を自然に仕上げることが可能となっています。

お口への影響の違い

総入れ歯はよく「噛みにくい」という症状に悩まされますが、それは噛んだ時の力を粘膜でしか受け止められないからです。噛んだ時の力が顎の骨に伝わらず、経年的な顎骨の吸収も避けられません。そのため、入れ歯は使い続けていく中で顎の骨が痩せていくので、定期的な調整や修理、場合によっては入れ歯の新製が必要となります。その点、噛んだ時の力が顎の骨にしっかりと伝わるインプラントは、顎の骨が痩せにくいという特長があります。ですから、いつまでも健康的な顎を維持したいという方には、インプラントを埋入するオールオン4がおすすめといえます。

治療にかかる費用の違い

経済面においては総入れ歯の方が優れています。審美性や機能性、耐久性などは追求できないものの、保険が適用されるため費用負担は最小限に抑えられます。治療期間をできるだけ短くしたいという方にも総入れ歯が推奨されます。ただし、装置の寿命や予後を考えると、話は少し変わってきます。

◎生涯医療費という観点から

保険で作る総入れ歯の寿命は4~5年といわれており、定期的に作り変える必要がある点にご注意ください。上述したように、顎の骨が痩せていく現象も進みやすく、QOLは総入れ歯の方が低下しがちです。インプラントは少なくとも10~15年くらい持つことがほとんどで、そこからさらに寿命を延ばすことも難しくありません。また、顎やお口の健康も保ちやすくなる点を踏まえると、結果的に生涯医療費の抑制につながることも十分にあり得ます。もちろん、総入れ歯に相当するオールオン4となると、通常のインプラント治療とは変わってくる点が出てきますので、気になる方はお気軽に当院までご相談ください。

治療法の違い

総入れ歯は、お口の型取りを行って模型を製作し、その上で装置を作るのが一般的です。一方、インプラントには上部構造の製作に加えて、顎の骨に人工歯根を埋め込む手術を伴います。この点も総入れ歯とオールオン4における大きな違いのひとつといえます。

まとめ

今回は、総入れ歯とオールオン4の違いについて解説しました。基本的にオールオン4が優れている点が多いですが、経済面においては総入れ歯に軍配が上がります。どちらにしようか迷っている方は、とりあえず両方の治療法に対応した歯科医院でカウンセリングを受けることをおすすめします。

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