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外傷(怪我)で歯を失った場合のインプラント

歯を失うのは、虫歯や歯周病の重症化だけではありません。スポーツや交通事故などで顔面を強打した際に歯が折れる・歯が抜けることも多々あります。今回はそんな外傷によって歯を失った場合のインプラント治療についてわかりやすく解説します。

普通のケースとは何が違う?

外傷によって歯を失った場合は、受傷した部位がどのようになっているかでインプラント治療のプロセスも変わってきます。具体的には、損傷したのは歯だけなのか、あるいは顎の骨も一部欠けたり、折れたりしているのかによって行うべき処置が異なります。

外傷で歯だけ失ったケース

外傷によって歯のみ失ったケースは、比較的治療が進めやすいです。というのもインプラント治療では、チタン製の人工歯根を埋め込むことから、顎の骨の状態が何より重要となります。受傷した部位の顎骨が無傷であれば、とくに配慮することなくインプラント治療を進められます。もちろん、外傷を負った歯が折れて歯根が一部残っているような場合は、抜歯も行わなければなりません。

外傷で顎の骨まで失ったケース

転倒などで顔面に強い衝撃を受けると、歯だけでなく顎の骨まで折れることも珍しくありません。重症例では折れた顎の骨が大きくズレたり、広範囲に顎骨を失ったりします。いずれもすぐにインプラント治療を開始するのは不可能です。まずは、顎の骨の治療を優先します。ズレた骨は整復処置を施し、欠損した部分は骨移植を実施します。そうして顎の骨の状態が良好になったら、インプラント治療を開始します。外傷後の骨移植を行うようなケースでは、6~12ヶ月程度、治癒期間を設ける必要があります。

失った骨を補う治療法

外傷によって失った骨は、GBR法やブロック骨移植などで補います。GBRは通常のインプラント治療でもよく行われる治療法で、骨が欠損した部位に患者さまご自身の骨(自家骨)や人工骨を移植して再生をはかります。ブロック骨移植は、欠損が比較的大きい場合に適応される外科処置で、患者さまご自身の骨をブロック状で削り出し、欠損部に移植する方法です。移植骨は下顎の親知らずや前歯の周囲から削り出します。

インプラントを適応できないこともあります

外傷による歯や顎骨の損傷が大きいと、インプラント治療を適応できないこともあります。とくに、全身状態にも問題があるケースでは、ブリッジや入れ歯といった従来法が第一選択となりやすいです。損傷が著しく大きい場合は、顎義歯(がくぎし)のような特殊な入れ歯を製作することもあります。

まとめ

このように、外傷によって歯を失った場合は、歯・顎骨の状態によって治療のプロセスが変わります。顎の骨の損傷が大きいほど治療の難易度が上がりますが、インプラントが不可能となるわけではない点にご注意ください。適切な方法で顎の骨の状態を整えれば、問題なくインプラントを埋入できます。

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