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歯間ブラシとデンタルフロスはどちらを使うべきか?

皆さんは、毎日口腔ケアで歯ブラシ以外に何を使っていますか?

一般的には歯間ブラシやデンタルフロスを補助的清掃器具として活用している人が多いかと思います。どちらも歯と歯の間の汚れを取り除く器具であり、清掃効果は極めて高いのですがどちらを使ったら良いのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、歯間ブラシとデンタルフロスの違いについて解説し、どちらを優先して使用すべきかわかりやすく解説します。

 

▼デンタルフロスはすべての人におすすめ

歯ブラシによるブラッシングでは、歯と歯の間に入り込んだ汚れは取り除けません。歯ブラシをどんなに上手に扱ったとしても、プラークフリーな状態にするのは不可能に近いのです。そこで有用なのがデンタルフロスです。デンタルフロスは、歯間部の汚れを取るための器具であり、基本的にはすべての人に使用が推奨されます。

 

▼若くてもデンタルフロスは使うべき?

デンタルフロスというと、高齢の人が使うようなイメージがありますが、実際はそんなことはありません。若い人でも歯と歯の間にはすき間があります。そうした空間がある以上、食べかすやプラークがたまってしまうのです。

極端な話、お子さまでも歯間の汚れが生じるようであれば、デンタルフロスの使用が必要となります。20代や30代の方も毎日積極的にデンタルフロスを使っていきましょう。ただし、デンタルフロスが挿入できないほど歯列が緊密な場合は、無理して使う必要はありません。通常のブラッシングだけでも十分といえます。

 

歯と歯のすき間が広い人は歯間ブラシ

デンタルフロスと歯間ブラシを混同している人が多いのですが、両者には明確な違いがあります。デンタルフロスは「糸」のような素材であるのに対し、歯間ブラシはその名の通り「ブラシ」のような形態をとっています。ブラシの形態は製品によって大きく異なりますが、デンタルフロスよりもやや大きく、歯と歯の間が広い場合に活用できます。ですから、歯と歯の間のすき間が狭い人は、デンタルフロスの方が適しているといえます。

 

加齢によって歯間距離が広がる?

補助的清掃器具を使用するのは“年を取った人”というイメージは、おそらく歯間ブラシに由来しているといえます。私たちの歯は、加齢に伴って徐々に歯間距離が開いていくからです。それは歯ぐきが痩せたり、歯周病にかかったりすることが背景にあるのですが、いずれも10代や20代の人には見られない症状ですよね。歯間距離が短ければ、歯間ブラシを使用する必要もありません。一方、わずかなすき間にも挿入できるデンタルフロスは、すべての年代の方に使用が推奨されます。

 

歯ブラシで落とせる汚れは全体の約60%

毎日の口腔ケアに歯ブラシのみを使っている方も少なくありません。ブラッシングが上手で、食習慣にも気を遣っている人であれば、虫歯や歯周病のリスクも低く抑えられていることでしょう。けれども、歯ブラシによるブラッシングのみでは、歯列全体の汚れの約60%しか落とせないというデータもあるのです。その点も踏まえると、やはりデンタルフロスや歯間ブラシも補助的に活用していきたいものです。とくに歯と歯の間に生じる「隣接面う蝕」という虫歯を発症したことがある人は、補助的清掃器具をしっかり活用していく必要があります。

 

まとめ

このように、歯間ブラシとデンタルフロスは、歯列の状態によってどちらを使うべきかがわかれます。自分では判断できないという方は、お気軽に当院までご相談ください。歯間ブラシやデンタルフロスの使用方法も含めアドバイスいたします。

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