電話番号 04-7170-8155

月~金 9:0012:30 / 14:3018:009:0012:30 / 13:4517:00
※水・木・金曜、午後は14:0018:0017:30最終受付)まで

MENU

月~金 9:0012:30 / 14:3018:009:0012:30 / 13:4517:00
※水・木・金曜、午後は14:0018:0017:30最終受付)まで

電話番号 04-7170-8155

BLOG 医院ブログ

妊娠中はインプラント治療を受けない方がいい理由とは

皆さん、こんにちは。柏市南柏の関デンタルオフィスです。今回は「妊娠中はインプラント治療を受けない方がいい理由とは」というテーマでお話しします。インプラント治療は失った歯を補う優れた方法ですが、妊婦さんの場合は特別な配慮が必要です。この記事では、妊娠中にインプラント治療を避けるべき理由と、治療を始める適切なタイミングについて解説します。

 

妊娠中にインプラント治療がダメな理由

1. 麻酔や薬剤の影響が心配

インプラント治療には局所麻酔が必要であり、手術後の感染予防や痛みの軽減のために抗生物質や鎮痛剤が用いられます。しかし、妊婦さんの場合、これらの薬剤が胎児に与える可能性のある影響は未だ完全に解明されていません。例えば、一部の抗生物質は胎児の骨や歯の発育に影響を及ぼす可能性が示唆されています。また、麻酔薬に含まれる成分が胎盤を通過するリスクもあるため、治療時には厳重な配慮が必要です。妊娠中は母体と胎児の健康を第一に考え、安全性が確立された薬剤のみを使用する必要がありますが、これが治療選択の幅を狭める要因となります。

2. CTやレントゲン検査による影響

インプラント治療では、顎骨や周囲の歯の状態を精密に確認するため、レントゲンやCTスキャンが欠かせません。これらの検査は現代では低被曝量を目指して技術が進歩していますが、妊婦さんへの使用は依然として注意が必要です。特に妊娠初期では胎児の細胞分裂が活発で、放射線の影響を受けやすい時期です。放射線防護エプロンの使用など対策を講じても、完全にリスクを排除することは難しいため、治療計画を慎重に進める必要があります。

3. 体調変化による治療への影響

妊娠中のホルモン変化は、口腔内環境にも大きな影響を及ぼします。例えば、歯茎が腫れやすくなる「妊娠性歯肉炎」や出血しやすい状態が起こり得ます。このような歯茎の状態では、インプラントの埋入が困難になる場合があり、術後の治癒プロセスにも悪影響を与える可能性があります。また、つわりや体調不良によって長時間の治療に耐えることが難しいケースもあります。これらの理由から、妊娠中にインプラント治療を行うことは適切ではありません。

4. 精神的負担が大きい

インプラント治療は手術を伴うため、心理的な負担も少なくありません。妊娠中はホルモンバランスの影響で感情の起伏が大きくなることもあり、治療への不安や緊張感が強まる場合があります。このような精神的な負担が母体の健康状態に影響を及ぼし、間接的に胎児にも悪影響を与えるリスクがあります。妊娠中は心身ともに安定した状態を保つことが重要であり、可能な限り不要なストレスを避けることが推奨されます。

インプラント治療は妊娠前か出産後に

妊娠前に治療を計画する

インプラント治療を希望される方は、妊娠を計画する前に治療を完了させることが理想的です。妊娠中に治療が必要にならないよう、歯科医師と相談して計画的に進めることで安心して妊娠期間を過ごせます。

出産後の治療が安全

出産後はホルモンバランスが安定し、歯茎や骨の状態も改善されやすくなります。特に授乳期間が終わった後であれば、麻酔や薬剤の使用に関しても問題が少なくなるため、治療を安心して進められます。治療のタイミングについては担当の歯科医師にご相談ください。

まとめ

妊娠中にインプラント治療を行うことは、麻酔や薬剤、レントゲン検査の影響、体調変化などの理由から避けるべきです。治療を受けるなら妊娠前に計画するか、出産後の体調が落ち着いた時期を選ぶことをおすすめします。柏市南柏の関デンタルオフィスでは、患者さんのライフステージに合わせた最適な治療計画を提案しています。インプラント治療についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。

CONTACT

WEB予約 医院ブログ