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インプラント手術で起こる歯性上顎洞炎とは?

皆さん、こんにちは。柏市南柏の関デンタルオフィスです。インプラント治療は、失った歯を補うための優れた方法として広く認知されています。しかし、治療後に発生する可能性のあるトラブルについて理解しておくことも重要です。その一つが、歯性上顎洞炎です。本コラムでは、歯性上顎洞炎とは何か、またインプラント治療でなぜそれが起こるのか、さらに予防方法について詳しく解説します。インプラント治療に興味がある方にとって、安心して治療を受けられるように役立つ情報をお届けします。

歯性上顎洞炎とは?

歯性上顎洞炎とは、歯や歯周組織が原因で発生する上顎洞の炎症のことを指します。上顎洞は鼻の近くに位置する空洞で、歯根がこの空間に近接しているため、歯のトラブルが直接影響を及ぼすことがあります。歯性上顎洞炎は、虫歯が進行して歯根に感染が広がった場合や、抜歯後の感染が原因で発症することが多いです。症状としては、頬や目の周囲の痛み、鼻づまり、鼻からの膿状の分泌物などが挙げられます。

インプラント治療後に歯性上顎洞炎が発生する場合、適切な治療が施されないと炎症が慢性化し、さらなる健康リスクを引き起こす可能性があります。そのため、早期発見と対応が重要です。

インプラントで歯性上顎洞炎が起こる理由

インプラント治療では、歯が失われた部分に人工歯根を埋め込みます。この際、上顎のインプラント手術では特に注意が必要です。上顎は下顎に比べて骨が薄いことが多く、上顎洞との距離が近いため、不適切な手術や感染が上顎洞炎の原因となり得ます。

主な原因

感染:インプラント手術時の清潔管理が不十分であった場合、手術部位から感染が広がり、上顎洞に炎症を引き起こすことがあります。

骨不足:骨量が足りない場合、インプラントを安定させるために上顎洞底挙上術(サイナスリフト)が行われることがあります。この手術自体が上顎洞炎のリスク要因となることもあります。

インプラントの位置:インプラントが上顎洞に過剰に接近または侵入してしまうと、炎症や不適切な治癒を引き起こす可能性があります。

これらのリスクを避けるためには、事前の診断と計画が欠かせません。特に、CTスキャンを活用して骨の状態や上顎洞の位置を正確に把握することが重要です。

歯性上顎洞炎を予防する方法

インプラント治療における歯性上顎洞炎の予防は、治療の成功に直結します。以下に、具体的な予防策を解説します。

綿密な事前検査

治療前にCTスキャンやレントゲンを用いて上顎洞の形状や骨量を正確に評価します。骨が不足している場合は、サイナスリフトや骨移植を検討します。

衛生管理の徹底

手術中の無菌状態を維持することは非常に重要です。手術器具やインプラントの清潔さを確保し、感染リスクを最小限に抑えることが求められます。

熟練した歯科医師による施術

インプラント手術は技術的な精密さが必要です。経験豊富な歯科医師が施術することで、上顎洞への影響を最小限に抑えることができます。

適切な術後管理

手術後は、患者さん自身が適切な口腔ケアを行うことが大切です。歯茎の清潔を保つため、指導されたブラッシング方法や洗口液の使用を継続することが推奨されます。また、術後の定期検診を受けることで、炎症の早期発見と対処が可能になります。

まとめ

インプラント治療における歯性上顎洞炎は、適切な検査・治療計画と術後管理によって予防可能です。患者さんが安心してインプラント治療を受けられるよう、信頼できる歯科医院での治療を選び、定期的なメンテナンスを怠らないことが重要です。当院では、最新の設備と経験豊富な歯科医師による丁寧な治療を提供しています。インプラント治療に関してお悩みがある方は、ぜひ柏市南柏の関デンタルオフィスまでご相談ください。

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