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インプラントはなぜ保険外?

皆さん、こんにちは。柏市南柏の関デンタルオフィスです。今回は、「インプラントはなぜ保険外?」というテーマでお話ししたいと思います。インプラント治療を検討している方の中には、なぜこの治療が保険適用外なのか疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。この記事では、インプラントが保険適用外である理由と、今後保険が適用される可能性について詳しく解説していきます。

 

インプラントが保険適用外になる理由

インプラント治療が保険適用外である理由には、まずその技術的な高度さと、治療が個々の患者さんに合わせたオーダーメイドであることが挙げられます。インプラントは、歯を失った部分に人工歯根(チタンなどの生体適合性の高い材料で作られたもの)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。これにより、噛む機能の回復だけでなく、審美性も保つことが可能です。しかし、噛み合わせや歯茎の状態、骨の量など、個々の患者さんの状況によって異なるカスタマイズが必要です。そのため、治療には高度な技術力と専門的な知識が求められ、一般的な保険診療の枠に収めることが難しいのです。

また、インプラント治療は手術後も長期間にわたる経過観察と定期的なメンテナンスが必要です。治療自体も骨とインプラントが結合する「オッセオインテグレーション」という過程を経るため、数ヶ月にわたることが一般的です。この過程には専門的な器具や材料が使用され、治療の成功には高度な技術と長期間の管理が必要です。

こうした特殊な材料や技術は、保険適用の治療費基準ではまかなうことが難しく、結果として保険外診療となっています。さらに、インプラントは審美的な要素も強く、見た目や機能性に対する患者さんの要望に応えるためには、保険の範囲を超えた自由診療が適しています。

これから保険が適用されることは?

今後、インプラントが保険適用される可能性について考えると、基本的には難しいとされています。その理由は、保険制度の目的とインプラント治療の特性に違いがあるためです。保険診療は、国民全体に最低限必要な治療を提供することを目的としていますが、インプラントは必ずしも「最低限必要な治療」とは言い切れません。例えば、失った歯の代替としては入れ歯やブリッジなどの選択肢もあり、保険適用されるこれらの治療法でも機能的な回復は可能です。

また、インプラントは保険診療に比べて高額な費用がかかり、その費用負担を保険制度が担うことは難しい現状があります。インプラント治療には高品質な材料や手術の技術料が含まれるため、保険適用とするには財政的な負担が大きく、保険財政に大きな影響を及ぼすことが懸念されます。もしインプラントが保険適用された場合、他の必要な医療サービスに影響が及び、結果として保険財政が圧迫される可能性が高いのです。そのため、現時点ではインプラントが保険適用されることは現実的ではないと言えるでしょう。

まとめ

今回は、インプラント治療における保険適用の可否について、柏市南柏の関デンタルオフィスが解説しました。インプラントが保険外である理由には、治療の高度な技術と個々の患者さんに合わせたオーダーメイドの性質が関係しています。また、今後も保険適用される可能性は低いと考えられますが、インプラントは他の治療法にはないメリットがあり、噛み合わせや審美性の面で優れた結果をもたらすことが期待できます。治療を検討されている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

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