インプラントとブリッジで
迷っている方へ
皆さん、こんにちは。関デンタルオフィスです。今日は、多くの患者さんが迷うインプラントとブリッジについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。私たちの目的は、お口の健康を守りながら、患者さん一人ひとりに最適な治療法をご提案することです。どちらかが絶対的に優れているというわけではなく、患者さんのお口の状態や治療への希望によって最適な方法が異なります。それでは、インプラントとブリッジについて見ていきましょう。
インプラント治療の特徴
インプラントは、失われた歯の代わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。この治療は、周囲の歯に負担をかけることなく、見た目や機能性を自然な状態に近づけることができます。
インプラントのメリット
・周囲の歯を削る必要がなく、自然な歯と同様にしっかり噛める
・耐久性が高く、適切なケアをすれば長く使い続けることができる
・噛み合わせや発音の改善が期待できる
・見た目が自然で美しい
・顎の骨が痩せにくい
インプラントのデメリット
・手術が必要であり、治療期間が長くなる場合がある
・コストがブリッジに比べて高額になることが多い
・顎の骨が十分にない場合は、骨を増やす追加の処置が必要になることがある
ブリッジの特徴
ブリッジは、欠損した歯の両隣にある歯を支えとして、人工の歯を固定する治療法です。この方法では、隣接する歯を削ってブリッジを支えるため、治療期間が比較的短く、コストも抑えられる場合が多いです。
ブリッジのメリット
・比較的短期間で治療を完了させることができる
・インプラントに比べて治療にかかる費用が抑えられる
・手術が不要で、治療への抵抗感が少ない
ブリッジのデメリット
・隣接する歯を削る必要があるため、その歯に負担がかかる
・インプラントと比べると耐久性に劣ることがある
・下の歯茎が下がってきた時の見た目が自然ではない場合がある
インプラントに向いている人
次のような人は、ブリッジではなくインプラントによる治療が向いているといえます。
・周囲の歯をできるだけ保存したい人
・長期的な解決を求めている人
・お口の健康状態が良好で、手術が可能な人
ブリッジに向いている人
次のような人は、インプラントではなくブリッジによる治療が向いているといえます。
・比較的短い期間で治療を完了させたい人
・失った歯の治療費を抑えたい人
・手術を避けたい、または健康上の理由でインプラントが難しい人
入れ歯という選択肢もあります
失った歯の治療法としては、もうひとつ「入れ歯」という選択肢もあります。入れ歯は、インプラントやブリッジとは異なり、患者さん自身が着けたり外したりする装置で、装着感や見た目の面で固定式の装置に劣りますが、歯を削るなどの処置がほとんど必要ありません。装置が故障した時の調整・修理もしやすいという利点もあります。
まとめ
今回は、失った歯の治療であるインプラントとブリッジの違いを解説しました。インプラントとブリッジのどちらにしようか迷われている方はとても多いかと思いますので、治療選択の参考にしていただけたらと思います。最終的にどの治療法を選択するかは、患者さんのお口の状態やライフスタイル、治療への希望によって異なります。関デンタルオフィスでは、患者さん一人ひとりの希望に応じて、最適な治療プランをご提案します。お口の健康に関するご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。
