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インプラントの寿命を縮める4つの習慣

インプラントは、従来の補綴装置よりも長持ちして、お口全体にも良い影響を与えやすい人工歯+人工歯根ですが、治療後のケアの方法が悪かったり、不適切な習慣があったりすると寿命が縮まってしまいます。今回はそんなインプラントの寿命を短縮させる4つの習慣について、関デンタルオフィスが詳しく解説します。

 
 

 

歯ぎしりや食いしばり

歯をギリギリとこすり合わせる「歯ぎしり」は、歯や歯ぐき、顎の骨に多大な悪影響をもたらします。それはインプラントにおける上部構造や人工歯根も例外ではありません。むしろインプラントには歯根膜という、クッションの役割を果たす組織がないことから、歯ぎしり・食いしばりによる悪影響は、天然歯以上に大きくなるといえるでしょう。それだけに、歯ぎしり・食いしばりがある人は、インプラント治療を受ける前に改善しておいた方が良いといえます。

タバコを吸う習慣

インプラント治療のかなめとなるのは、チタン製の人工歯根と顎の骨との結合です。専門的には「オッセオインテグレーション」と呼ばれる現象で、顎の骨に酸素や栄養素が供給されていなければ成り立ちません。そこで注意が必要なのが喫煙習慣です。タバコの煙には、歯を支える組織への血液供給を妨げる効果があります。顎の骨を構成する細胞に、酸素や栄養素が行き届きにくくなることから、人工歯根の安定性も低下していくのです。また、タバコの煙はインプラントの歯周病である「インプラント周囲炎」のリスクも大きく増加させます。

食後に歯磨きをしない

お口の中をプラークフリーな状態に保つためには、毎食後に歯磨きを行う必要があります。とくにインプラントを装着している場合は、歯ぐきとの境目付近に汚れたたまりやすくなっていることから、装置を何も着けていない人以上にケアを徹底しなければなりません。お勤めの方はお昼を外で食べることが習慣となっているかと思いますが、ランチのあともできるだけ歯磨きするようにしましょう。歯ブラシによるブラッシングが難しい場合は、マウスウォッシュでお口をゆすぐだけでも良いです。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は、インプラント特有の歯周病です。今回のテーマである“習慣”とは少し意味合いが異なりますが、インプラントの寿命を縮める最も注意すべき要因といえるでしょう。なぜなら、インプラント周囲炎は通常の歯周病よりも重症化しやすく、人工歯根を支える顎の骨の破壊も短期間で進んで行ってしまうからです。しかもインプラント周囲炎は一度、発症させてしまうと完治させることが難しく、予防が何より重要となってきます。ですから、インプラントの寿命を伸ばしたいのであれば、歯周病の原因となる習慣を一つひとつ取り除いていくことが必須となります。具体的には、歯ぎしり、喫煙習慣、ストレス、糖尿病、不十分な口腔ケアなどです。

まとめ

今回は、インプラントの寿命を縮める4つの要因について、関デンタルオフィスが解説しました。インプラントは見た目も噛み心地も天然歯にそっくりですが、人工関節と同じく、本物の組織・器官ではありません。その点を改めて確認した上で、治療後の生活習慣に注意を払うと良いですよ。インプラントは正しく使えば、20年、30年持たせることも不可能ではありません。

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