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インプラントが向かない人の特徴について

インプラントは優れた点が多い治療法ですが、決して万能ではありません。その他の治療法と同じように、向いている人と向いていない人がいるのは確かです。そこで今回はあえて、インプラントが向かない人について解説することで、この治療法の特徴をご理解いただけたら幸いです。

治療費の安さが最も重要である場合

失った歯の治療法は、ブリッジ・入れ歯・インプラントの3つに大きく分けられますが、経済性を最優先に考えるのであれば、インプラントは向いていないといえます。なぜなら、ブリッジや入れ歯には保険診療という選択肢も用意されているからです。治療費の安さを追求した場合、自費診療しかないインプラントが第一選択となることはありません。

重度の歯周病にかかっている場合

インプラントは、歯がどんなにボロボロになっていても、歯根からきれいに回復させることができる治療法です。歯の保存が不可能であるC4の虫歯にも適応できますが、重度の歯周病にかかっている場合は例外です。歯周病はインプラントの天敵であり、進行した歯周病では歯槽骨までボロボロになっているため、人工歯根を定着させることが難しいのです。歯周病治療によって症状が緩和されたとしても、またいつ重症化するかはわからないので、インプラント治療にはあまり向いていないといえます。

外科手術が難しい場合

重度の糖尿病や高血圧症などにかかっている人は、出血を伴う外科手術が難しい場合があります。病状が安定していれば問題ないのですが、服薬などで血糖値や血圧をコントロールできないケースでは外科処置を避けた方が良いといえます。また、重度の骨粗しょう症にかかっている場合も、インプラントにはあまり向いていないといえるでしょう。現状、骨粗しょう症で薬物療法などを行っていてもインプラント手術は行えますが、重症度が高い場合は要検討といえます。

タバコを吸うのをやめられない

喫煙習慣があって、1日に1箱も2箱もタバコを吸ってしまう人は、インプラントにあまり向いていないといえます。タバコの煙には、歯周組織の血流を悪くするニコチンや一酸化炭素が含まれており、人工歯根と顎の骨との結合を阻害することがあります。仮にインプラント手術が成功したとしても、治療後のインプラント周囲炎のリスクが高まるため、いずれにせよ予後は悪くなります。

子供や妊婦さんは原則禁止?

成長期にインプラントを埋め込んでしまうと、周りの歯や顎の骨の発育を邪魔してしまうことがあるので、子供にインプラント治療が適応されることはまずありません。ただし、絶対的に禁止されているわけではなく、正当な理由がある場合は子供でもインプラントを埋め込むことがありますので、その点はご注意ください。

妊婦さんに関しては、お腹の中の赤ちゃんのことを考えると、妊娠期に外科手術を行うのは得策ではありません。例えば、母体が安定する妊娠中期は、ちょっとした虫歯治療や歯周病治療程度であれば実施可能ですが、歯茎をメスで切開して顎の骨に穴を開けるような処置が避けるべきです。

まとめ

今回は、インプラントが向かない人の特徴について解説しました。いずれもかなり限定的なケースであり、基本的にはどなたでもインプラント治療を受けることができます。ご自身がインプラント治療に向いているか・向いていないかを知りたい場合は、いつでもお気軽に当院までご相談ください。まずはていねいにカウンセリングいたします。

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