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オールオンフォーとオーバーデンチャーの違いとは?

インプラントは、すべての歯を失ったケースにも適応することができます。その際、推奨されるのがAll-on-4(オールオンフォー)と呼ばれる治療法で、当院でもたくさんの患者さまに実施しております。極めてメリットの大きいため、患者さまの満足度も高くなっています。それと同じような治療法に「インプラントオーバーデンチャー」というものがあります。一見すると、まったく同じ治療法に見えますが、実際は大きく異なります。今回はそんなオールオンフォーとインプラントオーバーデンチャーの違いをわかりやすく解説します。

「固定式」と「着脱式」の違い

オールオンフォーとインプラントオーバーデンチャーの決定的な違いは、装着様式です。オールオンフォーは上部構造をインプラントへと固定するのに対し、インプラントオーバーデンチャーは患者さまが着脱しながら使用します。これは「ブリッジ」と「入れ歯」の違いをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。

上部構造の外観の違い

両者とも“すべての歯を失ったケース”に適応されるものなので、上部構造は「総入れ歯」のような形をしています。けれども、よく見ると外観が大きく異なります。オールオンフォーは、インプラントへとネジで固定するため、装置自体は最小限に大きさにとどめることが可能です。上部構造の構成は「人工歯」と歯列弓を取り巻く歯茎の部分だけなので、お口の天井である口蓋(こうがい)の粘膜はレジンで覆われません。

一方、インプラントオーバーデンチャーは、装着が着脱式であることから、標準的な“総入れ歯”と同様、大きく作らざるをません。その結果、口蓋部分はもちろん、歯茎もかなり広範囲に渡ってレジン製の床で覆われます。ですから、外観に関してもオールオンフォーとインプラントオーバーデンチャーでは「ブリッジ」と「入れ歯」のような違いが認められるのです。

インプラントを埋め込む本数の違い

オールオンフォーは、その名の通り4本のインプラントで上部構造を支えます。これは皆さんもよくご存知のことかと思います。他方、インプラントオーバーデンチャーの埋入本数は、ケースによって変わります。一般的には2~6本程度です。この点に関しては、それほど大きな違いはないといえます。

噛みやすさの違い

最後に、補綴装置として最も重要な「噛みやすさ」についてですが、やはりこれは固定式の装置であるオールオンフォーが優れていると言わざるを得ません。ブリッジと入れ歯を比較してもわかるように、固定式の装置の方がそしゃく機能を発揮する上で安定性に優れているのです。

もちろん、インプラントオーバーデンチャーが一般的な総入れ歯のようにズレたり、外れたりすることが頻繁に起こることはありません。上部構造を固定するアタッチメントにもいろいろな種類が用意されており、取り外しが容易でなおかつ外れにくいものもあります。それでも固定式の装置と比べると、噛みやすさに違いが現れます。

まとめ

ここまで、オールオンフォーとインプラントオーバーデンチャーの違いについて解説してきましたが、どちらが適しているかは患者さまのお口の状態、インプラント治療に求めるもの、ご予算等で変わってきます。また、今回ご紹介した内容以外にも、両者には違いがありますので、気になる方はお気軽に当院までご相談ください。ていねいにカウンセリングいたします。

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